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竹内 末広; 阿部 信市; 花島 進; 堀江 活三; 石崎 暢洋; 神田 将; 松田 誠; 大内 勲; 田山 豪一; 月橋 芳廣; et al.
Proc. of 8th Int. Conf. on Heavy Ion Accelerator Technology, p.152 - 167, 1998/00
原研タンデム加速器は1982年以来16年間安定かつ有効に原子核物理、原子・分子物理、固体物理、核化学等の研究のため稼働を続けてきた。またタンデム加速器からの重イオンをさらに加速するために開発・建設を進めてきた超伝導ブースターが1994年に完成し、高エネルギーでの実験に順調に寄与してきた。タンデム加速器本体その他の現状、ブースターの現状、タンデム及びブースターの利用状況、制御系の開発、現在進行中の高電圧端子内ECRイオン源開発等についてまとめて発表する。
竹内 末広; 松田 誠; 石崎 暢洋; 田山 豪一; 大内 勲; 吉田 忠
Proceedings of 23rd Linear Accelerator Meeting in Japan, p.121 - 123, 1998/00
原研タンデム加速器の超伝導ブースターは1994年の完成以来4年間、クライオスタットを開けるような故障はなく、順調に稼働を続けている。利用については、Ni,Se,Ge,Zr,I,Auなどのイオンが加速され核物理、固体物理の研究に利用されている。ブースターの加速部は40台のニオブ製1/4波長型超伝導空洞からなる。一部の空洞はニオブの中に水素を吸蔵しており冷凍機による遅い冷却では水素化の析出により空洞性能が低下している。冷却速度を上げるため、空洞を2ないしは3グループに分け分割冷却を実施し、オフラインの急速冷却の性能を比べて65%から80%の性能に回復することに成功し、設計性能である5MV/mの加速電界を越える、5.4MV/mの加速限界(平均)で運転可能になった。最近リークトラブルが発生したが、空洞性能に異常はなかったことについて発表する。
柴田 理尋; 石井 哲朗; 竹内 末広
KEK-PROC-93-10, p.296 - 298, 1993/08
原研タンデム加速器では、46個のNb製超伝導空洞をもつ後段ブースターリニアックを建設中である。現在、すべての空洞について表面処理を終了し、そのうち30個の空洞についてオフラインの性能試験を行なった。その結果、最高電位勾配12.7MV/mをえた。また、4Wの高周波入力に対し、平均約7MV/mの加速電位勾配をえた。ニオブ製の超伝導空洞では、120K付近をゆっくり冷却するとQ値が劣化する問題があるが、我々は冷却時の120K付近での滞在温度、滞在時間を変えてQ劣化について調べた。滞在時間(130K~90K)が長いほどQ劣化が著しく、一桁にも及ぶ場合があることがわかった。